泌尿器科の専門外来

がん外来・がんフォローアップ外来

私は虎の門病院で主として泌尿器がんの診療を行ってきました。在職中には、責任ある立場で多数の症例に携わり、泌尿器科専門医・指導医、がん治療認定医、腹腔鏡技術認定医など、泌尿器がんに関連した複数の専門資格も取得しました。当クリニックでも引き続き、虎の門病院をはじめとした高度専門医療機関と連携しながら、がんの種類と進行状況に応じて経過観察、内分泌療法(ホルモン療法)、術後のフォローなどを行います。
フォローアップ中に追加治療などが必要であると判断した場合には、手術や放射線治療を受けた施設と連携して対応いたしますので、安心して経過観察をお受け頂けます。
また、がんについての相談外来やご希望される専門病院への紹介もいたしております。

主な泌尿器がん

腎がん(腎細胞がん)、腎盂・尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣腫瘍

漢方外来

当クリニックの泌尿器科では漢方による治療も積極的に行っていきます。漢方では、個人の体質・症状を重視して治療を行います。体質を改善しながら、排尿に関係するいろいろな症状を緩和します。
漢方製剤はほとんどが生薬の組み合わせでできています。自然物のため、成分は極めて多く有効成分の同定は困難です。一方で、現在の処方は長年の経験と淘汰の中で生き残ったものであり、臨床効果は多岐にわたります。高齢者のように多くの病態を合わせもつ場合に、漢方製剤は少ない処方で対応できるという利点もあります。漢方医学はすでに医療現場において、一定以上の治療実績があり、その効用について臨床的に評価され、標準的な治療として受け入れられています。

泌尿器科で扱う主な漢方製剤

【漢方処方】 【疾患・症状】
八味地黄丸 前立腺肥大 腰痛
柴胡加竜骨牡蛎湯 陰萎 慢性腎臓病
猪苓湯 膀胱炎、結石
猪苓湯合四物湯 冷えのある女性の膀胱炎
牛車腎気丸 夜間頻尿、過活動膀胱
補中益気湯 男性不妊、体力虚弱、易疲労感
柴苓湯 ネフローゼ、尿道狭窄、陰茎硬化症
清心蓮子飲 虚証、精神不安のある頻尿、残尿感
当帰芍薬散 更年期、冷え
加味逍遙散 更年期 精神症状
桂枝茯苓丸 更年期 のぼせ
六君子湯 食欲減退、胃の症状全般
抑肝散 イライラ、不眠
大建中湯 腹部膨満感
芍薬甘草湯 尿管結石の疝痛発作、あしのつれ

男性更年期外来

元気がでない・ED(勃起不全)・肥満などの不調は加齢による男性ホルモンの低下による男性更年期障害(加齢男性性腺機能低下症候群:LOH症候群)が原因かもしれません。
症状は多彩で、性欲や勃起能の低下、 疲労感・抑うつ・短気などの気分変調、 睡眠障害、知的活動・認知力・見当識の低下、筋力低下、内臓脂肪の増加、体毛・皮膚の変化、骨粗鬆症などがあります。簡単な検査で分かります。おひとりで悩まずにまずはご相談ください。

診断

診断は、ホルモンレベルの測定と問診によります。ただし、ホルモンレベルが問題のない範囲でもホルモン補充療法をすると有効なことがあり、検査値にこだわらずにその人全体をみることが必要です。

治療

治療は基本的には、ホルモン補充療法です。男性ホルモンの注射を3−4週毎に行い、比較的はやく自覚症状の改善がみられます。検査結果と注射の効果を確認して、継続かどうかを検討していくのが現状ではベストな方法と考えております。
また、漢方薬による治療も行っております。

小児泌尿器外来

お子様のおちんちんの痛みや包茎、なかなか治らないおねしょやなどお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

このような症状の方はご相談ください

  • おちんちんが赤く腫れている、おちんちんが痛い
  • おしっこをするときに、おちんちんの皮が風船の様に膨らむ
  • 陰嚢に左右どちらかの精巣が触れない
  • おねしょが治らない など

主な疾患

包茎、亀頭包皮炎、停留精巣、おねしょ(夜尿症)