胃内視鏡(胃カメラ)の特徴・流れ
胃内視鏡の特徴
辛くない内視鏡検査
当クリニックの胃内視鏡は経鼻内視鏡が中心です。経鼻内視鏡は楽な検査として普及してきており、以下の利点があります。
“嘔吐感(オエッ)が少ない”
“医師とのコミュニケーションを取りながら検査ができる”
“検査後すぐに日常に戻れる”
当クリニックの内視鏡担当の医師は経鼻内視鏡の開発から携わった、まさに経鼻内視鏡のエキスパートです。安心して、検査を受けてください。もちろん、経口内視鏡も行えます。鎮静剤をご希望の場合はお申し出ください。
内視鏡中は経験豊富な看護師も付き添い、少しでも苦痛が軽減できるように、辛いタイミングでの声掛けや、背中のタッチンングなどを行い、安心して検査を受けられるように援助いたします。
当日検査が可能
当クリニックでは受診した当日に検査を行うことができます。
“内視鏡の検査をしたいけど予約が先になるのは心配”
“仕事が忙しくていつ行けるかわからない”
そんな思いにお応えするために、お急ぎの方は、まずご相談ください。午前の検査では朝食を、午後の検査では昼食を抜いて来院していただければ検査が可能です。ただし、お体の状態や、服用されているお薬の種類によっては実施できない場合もあります。
検査前日・当日の注意点
検査前日
夕食は、午後8時までに済ませるようにしてください。
検査当日
朝食を抜いて来院してください。検査が午後になる場合は、朝食は少量に済ませ昼食を抜いて来院してください。水分はのどが渇かない程度に摂取してもかまいせん。朝の薬は血圧、不整脈、喘息の薬は内服し、その他は中止してください。車・自転車・バイクの運転はできません。
経鼻内視鏡の流れ
1.受付
クリニックの受付を済ませたらファイルを持って内視鏡室へ。
2.更衣
貴重品はロッカーへお預けください。ご希望があればお着替えも用意しております。
3.問診
内視鏡を安全に行うために、お話を伺います。次はいよいよ検査前準備です。
4.両鼻へ薬の散布
鼻腔を広げるために、血管収縮薬を両鼻へ散布します。
5.お薬を飲む
胃の中の泡を消し、観察をしやすくするためのお薬を飲んでいただきます。
6. 鼻腔の選択、麻酔
左右のどちらの鼻腔が通りやすいかをご相談します。鼻腔がよく広がったら、選択した鼻腔に麻酔のゼリーを注入します。
7.スティックを挿入
表面に麻酔を塗ったスティックを鼻腔に入れます。内視鏡より細い部分と内視鏡と同じ太さの部分が一体化したスティックを用いていますので、スティックの挿入は1回のみです。
8.検査開始
左側を下にして、検査を開始します。のどに麻酔薬を少量散布する場合があります。鼻から内視鏡を挿入しますので会話が可能です。口に唾液がたまったら飲み込まないで口元に出すようにしましょう。
9.検査終了
検査終了後に、鼻へ再び血管収縮剤を散布します。検査後の注意事項を看護師が説明します。生検をした方は15~30分ほど休息を取っていただきます。
10.検査説明
検査後は診察室にて結果をお聞きいただきます。
経口内視鏡の流れ
1.受付
クリニックの受付を済ませたらファイルを持って内視鏡室へ。
2.更衣
貴重品はロッカーへお預けください。ご希望があればお着替えも用意しております。
3.問診
内視鏡を安全に行うために、お話を伺います。次はいよいよ検査前準備です。
4.お薬を飲む
胃の中の泡を消し、観察しやすくするためにお薬を飲んでいただきます。
5.麻酔
のどの奥に麻酔のゼリーを3分間溜め込みます。そして検査室へ。
6.検査開始
鎮静剤を使用する場合は点滴の針を留置します。左側を下にして横になり、マウスピースを口にくわえ、検査を開始します。のどに麻酔薬を少量散布する場合もあります。