経歴
昭和48年 | 東京大学医学部医学科卒業 |
昭和51年 | 東京大学医学部第3内科入局 |
昭和51年 | 社会福祉法人三井記念病院内科 医員 |
昭和54年 | 東京大学医学部第3内科 医員 |
昭和59年 | 東京大学医学部第3内科 助手 |
昭和60年 | 米国テネシー大学医学部生理学教室 Visiting Assistant Professor |
昭和61年 | 東京大学医学部老年病学教室 講師 |
平成7年 | 東京大学大学院医学系研究科生殖・発達・加齢医学専攻 加齢医学講座 教授 |
平成17年 | 東京大学医学部附属病院内科部門長、地域医療連携部長(兼任) |
平成18年 | 東京大学医学部附属病院 副院長(兼任) |
平成23年 | 東京大学保健・健康推進本部長(兼任) |
平成25年 | 国家公務員共済組合連合会虎の門病院 院長・東京大学名誉教授 |
現職 | 国家公務員共済組合連合会虎の門病院 前院長・顧問 東京大学名誉教授 医学博士 公益財団法人冲中記念成人病研究所 代表理事 医療法人社団赤坂虎の門クリニック 顧問 |
所属学会
日本老年医学会 名誉会員、前々理事長、指導医、専門医
日本老年学会 理事、前々理事長
日本動脈硬化学会 名誉会員、専門医、指導医
日本認知症学会 名誉会員、専門医、指導医
日本未病システム学会 監事
日本性差医学・医療学会 名誉会員
日本内科学会 認定内科医
日本循環器学会 関東甲信越地方評議員、専門医
日本心臓病学会 特別正会員
日本高血圧学会 功労会員、特別正会員
日本骨粗鬆症学会 名誉会員
日本内分泌学会 功労評議員
受賞
日本動脈硬化学会賞
日本骨粗鬆症学会森井賞
日本動脈硬化学会大島賞
International Association of Gerontology & Geriatrics Presidential Award
(国際老年学会会長賞 2017)
ごあいさつ
2020年6月より、赤坂虎の門クリニックで外来診療を行うことになりました大内と申します。私はもともと循環器内科を専門とし、東大病院第三内科、三井記念病院等において多くの循環器疾患の患者さんを診療してまいりましたが、昭和61年、米国留学を終えたのちに、東大病院にある老人科(現・老年病科)という高齢者医療の専門診療科に移籍し、これ以降、高齢者医療に従事してまいりました。東大病院老人科では、これまでの高血圧、動脈硬化性疾患の診療に加え、高齢者に多い、認知症、骨粗鬆症の診療に従事し、さらに、老年症候群とよばれる、高齢者に多い臨床症状で、包括的なアプローチが必要な、転倒、誤嚥、最近ではフレイル(全身機能の衰弱)などの診療に携わってまいりました。
高齢者医療は、いろいろな点で若い方の医療とは異なる特徴を持っています。ある臓器の病気を治すだけでなく、認知機能、運動機能、食事摂取といった生活機能をいかに守るかが重要ですし、薬物療法においても特段の注意が必要です。2013年4月から虎の門病院の院長として2020年3月まで7年間勤務してまいりましたが、その間に高齢者総合診療部を開設したのも、このような包括的な高齢者医療を実践するためであります。
赤坂虎の門クリニックの診療におきましては、循環器疾患の診療とともに、今までの経験を生かして、認知症、骨粗鬆症、フレイルなどを中心とした、高齢者の診療にあたりたいと存じておりますので、よろしくお願いいたします。